東京電力が「TEPCO速報」アプリを公開--停電や雨雲、地震情報などを配信

 東京電力ホールディングスは1月12日、スマートフォンアプリ「TEPCO速報」の提供を開始した。停電や雨雲、地震情報、また東京電力グループからの情報をプッシュ通知で配信する。まずはAndroidアプリから公開し、iOSアプリも近日公開予定。

 サービスの提供地域は、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、福島県、新潟県(停電情報に関しては、東京電力パワーグリッドのサービスエリアを対象範囲とする)。

「TEPCO速報」
「TEPCO速報」

 同アプリで配信する情報は、以下の7つ。

  • 停電地域・軒数・復旧見込みを地図上に表示する「停電情報」
  • 気象庁から発表される雨雲情報について、過去と現在の状況と、6時間先までの未来予測を地図上に表示する「雨雲情報」
  • 気象庁から発表される震度3以上の地震情報を表示する「地震情報」
  • 同社ウェブサイトで掲載している最新情報を表示する「TEPCOからのお知らせ」
  • 地震や台風などが発生した際の東京電力グループの設備被害状況などを表示する「重要なお知らせ」
  • 気象庁から発表されるご登録地域の災害警報をプッシュ通知する「災害情報」
  • 気象庁から発表される、津波警報・注意報をプッシュ通知する「津波情報」

 停電情報については、停電から5分以内に復旧した場合など、停電の状況によっては、通知できない場合もあるとしている。また、東京都島嶼地域(伊豆諸島・小笠原諸島)など、システム対応していない場合もあるという。登録地域については、自宅、実家、勤め先の停電情報など、必要に応じて最大8カ所まで登録可能。

 また、地震や台風などが発生した際には、東京電力グループの設備被害状況などについてもプッシュ通知で配信。福島県や新潟県に居住者についても同アプリを通じて、速やかに同社原子力発電所の設備状況について通知が可能になるという。

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