「Firefox」のデスクトップ版および「Android」版の最新バージョンがリリースされた。今回のリリースでバージョン数が50の節目に達した同ブラウザでは、多くの新機能や機能向上が実現している。
Firefoxブラウザの開発元であるMozillaによれば、デスクトップ版の「Firefox 50.0」では、WindowsおよびMacでWidevineのWebM EMEがサポートされ、より多くのサイトでプラグインなしに動画を再生できるようになったという。また、SDK拡張またはSDKモジュールローダーを利用している拡張でパフォーマンスが向上している。さらに、「Windows」「Mac」「Linux」でダウンロード保護機能が付加される実行可能ファイルの種類が大幅に増えている。
そのほかにも、WebGLを「Windows 7」以降のユーザーの98%以上が利用できるようになったほか、「ページ内」検索で完全一致のみを検索できるオプションが追加されている。
キーボードショートカットもアップデートされ、Ctrlキーを押しながらTabキーを押すと、最近閲覧した順序でタブを切り替えられるようになった。また、CtrlキーとAltキーとRキー(MacではcommandキーとaltキーとRキー)を同時に押せば、リーダーモードでページを閲覧できる。さらに、絵文字フォントにネイティブ対応していないOS(「Windows 8.0」以前やLinux)向けに、組み込みの絵文字が追加された。
一方、Android版に追加された機能は少なめだ。具体的には、プレーヤーのオーバーレイ表示によって、HTTP Live Streaming(HLS)形式の動画がサポートされるようになった。また、最近使ったタブと履歴のパネルが統合され、ユーザーインターフェイスがよりシンプルになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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