トランプ氏の次期大統領選出にソーシャルメディアの反応は

Alfred Ng (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年11月10日 08時45分

 米大統領選挙は共和党候補のDonald Trump氏が予想を覆してHillary Clinton氏を破り、勝利を収める結果となった。

 FacebookやTwitter上で米国時間11月9日現在、トレンドになっている話題は以下のとおりだ。

#ElectionMorningAfter(選挙から一夜明けて):Trump氏の勝利を受けて、ソーシャルメディア上の多くの人々が、今後4年間の成り行きに不安を感じている。先行きはまったく不透明で、同名の小説をもとに映画にもなった「ハンガー・ゲーム」のような未来が待ちうけているのではないかという陰鬱な考えまでもが流れている。かつてリアリティ番組で一世を風靡したTrump氏の支持者らが同氏の勝利を盛んに祝福する一方で(白人至上主義団体Ku Klux KlanのかつてのリーダーはWikiLeaksに謝意を示した)、Twitter上では多くのユーザーが選挙結果に拒絶反応を示した。Trump氏が勝利後初のツイートを送信し、Obama米大統領がTrump氏に電話で祝意を伝えるなど、次々と続報が舞い込んでいる。

#ImStillWithHer(今も彼女を支持する):Trump氏の勝利に抗議する声が米国中であがっている。Clinton氏がTrump氏に電話して敗北を認めた後も、同氏の支持者らはソーシャルメディア上に結集し続けている。支持者らはTwitter上で#NotMyPresidentのハッシュタグを使て抗議を続けている。

カナダ:8日夜、Trump氏の優勢が伝えられ始めると、カナダ移民局のウェブサイトがダウンした。多くのTwitterユーザーが、カナダへの移住を検討しているとツイートしていた。「Immigration to Canada」(カナダに移住)がFacebook上でも話題となった。

大麻:大統領選の陰に隠れてしまったが、カリフォルニア州、ネバダ州、マサチューセッツ州で8日に住民投票が行われ、娯楽用大麻の合法化が決まった。9日午前にはこの投票結果がFacebookでトレンドとなり、少なくともこの3州のソーシャルメディアユーザーは楽しみが増えたようだ。

#TwitterBlackout:Twitter上のユーザーは、自分のアバターの背景を黒に変更することによって、Trump氏の勝利に抗議している。黒は、米国で葬儀をイメージさせる色である。

Twitter上のユーザーは、自分のアバターの背景を黒に変更することによって、Trump氏の勝利に抗議

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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