パナソニック、「宅配ボックス実証実験」を開始--福井県あわら市で再配達がない街へ

 パナソニックは10月18日、福井県あわら市で共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を開始する。荷物が受け取れないストレスを減らすほか、再配送によるCO2排出量の減少などを狙う。

 今回の実証実験は、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、実施するもの。共働き世帯を100世帯に、戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」を設置する。

 COMBOは、押印と施錠ができ、電気工事不要の後付け宅配ボックス。電気、電池が不要だ。ハーフタイプとミドルタイプを用意し、設置する世帯は公募する。

 実施期間は11月中旬から2017年3月末日までを予定。2017年1月下旬に中間結果発表を予定しており、宅配業者の労働時間削減や、CO2排出量の削減などを目指す。

戸建住宅用宅配ボックス『COMBO(コンボ)』
戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]