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LOMOの新型インスタントカメラ「Lomo'Instant Automat」--「チェキ」用フィルムを使用

 「LOMO」ブランドのトイカメラで知られるLomographyが、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」でインスタントカメラ「Lomo'Instant Automat」の支援募集を開始した。実績あるカメラメーカーのキャンペーンだけあり、締め切りまで1カ月以上あるにもかかわらず、すでに目標金額を大きく上回る資金を集めている。

(出典:Kickstarter)
LOMOブランドの新型インスタントカメラ(出典:Kickstarter)

 Instant Automatは、シャッター速度、絞り、フラッシュを自動調整して撮影できるインスタントカメラ。フォーカスは、0.6m、1m~2m、無限遠の切り替え式。フィルムは、入手性の高い富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」用カラーフィルム「Fujifilm Instax Mini」を使う。

(出典:Kickstarter)
フィルムは富士フイルムのInstax Mini(出典:Kickstarter)

 撮影モードは自動のほか、最長30秒の長時間露光が可能なバルブモードが選べる。フラッシュの発光抑止、プラスマイナス1段階の露出補正も可能。1つのフィルムに何回も重ね撮りする多重露出や、カラーフィルタを重ねて独特の色合いに変える撮影も楽しめる。

(出典:Kickstarter)
さまざまな撮影表現が可能(出典:Kickstarter)

 レンズは、35mm判換算で焦点距離35mmのやや広角なものを搭載。同21mmで画角90度のより広角なレンズ、画角170度の魚眼レンズ、被写体に10cmまで近づけるクローズアップレンズも用意する。

(出典:Kickstarter)
レンズ交換で画角を変更(出典:Kickstarter)

 キャップは赤外線リモコンになっていて、自撮りや集合写真、手ぶれを防止したいときなどに便利だ。撮影可能枚数は、本体の白色LEDで示される。

(出典:Kickstarter)
撮影可能枚数は白色LEDで表示(出典:Kickstarter)

カラーバリエーションは4種類(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月6日まで。記事執筆時点(日本時間9月2日18時)でキャンペーン期間は33日残っているが、すでに目標金額10万ドルの3倍を超える約30万6000ドルの資金を集めている。


 なお、今回のKickstarterキャンペーンはLomographyにとって6回目の試み。2年前に実施した「Lomo'Instant」キャンペーンでは、目標金額10万ドルの11倍を超える111万8333ドルの集金に成功した。

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