夏季オリンピックが初めて仮想現実(VR)の世界に進出し、視聴者がお気に入りのイベントに没入できるようになる。ただし、米国でサムスン製「Gear VR」を所有し、有料のケーブルテレビまたは衛星放送に加入している人が対象だ。
サムスンは米国時間6月30日、同社製Gear VRヘッドセットが、8月開催のリオ五輪で史上初のVR映像を視聴するための独占VRデバイスとなることを発表した。
米国内でのリオ五輪放映権を持つNBCUniversalは、サムスンを独占的パートナーに選定した。NBCUniversalはまた、ユーザーが「NBCSports」アプリ内でVRを体験するには、有料放送テレビのログイン認証情報が必要になるとしている。
VR番組には、開会式や閉会式、体操、陸上競技、ビーチバレー、飛び込み、ボクシング、フェンシング、男子バスケットボールのほか、これらの競技のハイライト番組などがある。VR番組の放映時間は計85時間となる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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