マイクロソフト、「Surface 3」の生産を2016年内に終了へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2016年06月27日 11時11分

 Microsoftは、「Surface 3」の生産を2016年12月末までに終了することを認めた。「Band 2」の供給も限られているという。

 一方で、Microsoftの関係者が誰も公式に発言していないこともある。それは、同社が2016年中か2017年に、Surface 3やBand 2の後継モデルを発売することを計画しているかどうかだ。

 MicrosoftがSurface 3またはBand 2の後継モデルを2017年になってから発売するのかどうか、筆者にはまだ分からない。筆者の情報筋の1人は先ごろ、Surface 3の後継モデルを発売する時期について、Microsoftの複数の担当者が発言を二転三転させたと述べていた。

 Surface 3は「Atom」搭載のMicrosoft製タブレットで、2015年5月の発売時の価格は499ドルからだった。Surface 3は学生やファミリーなど、価格に敏感なユーザー向けだ。Microsoftは「Windows 8.1」を搭載したSurface 3を出荷したが、このモデルは「Windows 10」にアップグレードできる。Microsoftはまた、Surface 3の4G LTE対応版も発売した。

 Microsoftの広報担当者は米国時間6月24日、Surface 3について次のような公式コメントを提供した。

 1年以上前にSurface 3を発売して以降、顧客からの需要は好調で、満足度も高い。在庫は現在限られている。われわれは2016年12月末までにSurface 3デバイスの製造を終了する予定だ。

 Band 2の供給に関しては、Microsoftは顧客に「Microsoft Store」で在庫を確認するよう推奨しており、このデバイスの製造をいつ終了する計画か明らかにしていない。同社のコメントは次の通りだ。

 Microsoft Bandの供給は現時点で限られているため、当社は顧客に対し、デバイスへのあらゆるニーズについてはmicrosoftstore.comを訪れることを推奨する。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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