MS、「Windows 10」最新プレビュービルドを公開--新Startメニューや「Ink」機能を搭載

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2016年04月25日 10時17分

 Microsoftは米国時間4月22日、PCおよびスマートフォン向け「Windows Insiders」プログラムの「Fast Ring」テスターを対象に、「Windows 10」アップデート「Redstone」の新しいプレビュービルド「Build 14328」をリリースした。

 「Windows 10 Mobile」の「Build 14329」ビルドには、注目に値する新しい機能は多くないが、PC版のBuild 14328にはこうした新機能が豊富に盛り込まれている。

 Fast Ringテスターがこのビルドで試せる新機能は、以下の通りだ。

  • 統合された「All Apps」(すべてのアプリ)リストと「Most Used」(よく使う)アプリリストをデフォルトで表示するアップデート版の「Start」メニューと、他のUIに関する微調整
  • タブレットユーザー向けに、StartメニューでAll Appsリストの全画面表示
  • 「ロック画面」から「Cortana」が利用可能に
  • 「アクションセンター」と「通知」のアップデート
  • 「タスクバー」とアプリの「設定」に加えられた変更
  • タッチパッドを使って仮想デスクトップに切り替える機能
  • 「Surface」や他の「Connected Standby」PC向けにバッテリ駆動時間を向上
  • 「Windows Ink」

 Microsoftは、2016年3月に開催された「Build 2016」カンファレンスでこれらの機能の多くを公開した。特にWindows Ink機能については、デモンストレーションに多くの時間が割かれた。そこでは、ユーザーがアップデートされたデジタルインク機能により、付せんを作成したり、ホワイトボードを使ったり、対応するサードパーティー製およびMicrosoft製アプリケーション(「Microsoft Edge」「Maps」「Microsoft Office」など)でインクを利用したりできることが示された。

 今回の新しいビルドには、Cortanaのロック画面に関する前述の変更も含まれているので、ロック画面から「帰宅する前に牛乳を買う」といったリマインダを設定するようCortanaに依頼できる。このビルドでは、最初の設定やサインインを行わずにCortanaを使えるようにする、といった変更も加えられている。Cortanaの通知は、Microsoftの関係者が以前に述べたように、アクションセンターで閲覧できる。

Startメニュー
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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