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Facebook AI Research、GPUサーバ25台を欧州の研究機関に寄付

2016/02/26 12:51
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 Facebookは、人工知能と機械学習の発展を促進するため、最新鋭のGPUサーバ25台を欧州の研究機関に寄付する。

 Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、同社のFacebook AI Research(FAIR)部門と新たに創設した「Partnership Program」を代表し、ベルリンから(もちろん、ライブ映像で)声明を発表した。

 うち最初の4台は、ドイツのコンピュータサイエンス研究者であるベルリン工科大学のKlaus-Robert Muller教授の元に送られ、乳がんの画像解析や分子モデリングを中心とした研究に使用される。

 Facebookは支給先に対し、サーバの運用に必要なソフトウェア一式を提供するほか、さまざまな機関と提携するため、自社で抱える研究者を派遣する予定だ。

 Zuckerberg氏はこのイベントで、「VR(仮想現実)は、この先10年かけて重要なメインストリームになっていくだろう」と述べた。「しかしわれわれは、既にこの分野に取り組んできた。投入できるリソースもあるし、世界中に投じられたこれらのリソースを活用することで、研究者のコミュニティーを巻き込むことができる」(Zuckerberg氏)

 最近の多くのテクノロジベンダーと同様、Facebookはインテリジェントコンピューティングと仮想現実の未来に大胆な野心を抱いている。

 「われわれのミッションは、自分自身が考えていることや、体験したいと思っていることを表現する力を、その人たちに与えることだ」とZuckerberg氏は説明した。

 Facebookは2013年に人工知能を研究する「AI Lab」を設立し、現在はメンローパーク、ロンドン、ニューヨーク、パリに拠点を広げている。また2015年夏には、パリ事業所の協力を受け、フランス国立情報学自動制御研究所(French Institute for Research in Computer Science and Automation)と提携契約を結び、現地の研究専門家、博士課程の学生、博士課程を修了した研究者らを紹介する機会を広げている。

 Research Partnership Programに関してFacebookは、さまざまな研究機関に対し、サーバの支給を受けるための申請書を提出するよう呼びかけている。申請書には、現在取り組んでいる研究の種類、プラットフォームを利用する研究者の人数などを明記する。Facebookによると、サーバの受け入れ先となる研究機関は、選択基準や研究協力関係に基づいて選定される予定だという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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