グーグル、「Safe Browsing」適用範囲を拡大--合法サイト上の虚偽広告も対象 - (page 2)

Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年02月05日 08時03分

 Googleは、Safe Browsingの新機能は、虚偽広告を表示する合法的なウェブサイトに影響を与える可能性があるとしている。

 「ウェブサイトへの訪問者に対して常にソーシャルエンジニアリグコンテンツが表示される場合、Google Safe Browsingはそのサイトを訪問するユーザーに対して警告を発する可能性がある」とGoogleは記している。

 Googleはブログ投稿において、同社のアラートにはサイトそのものが不正であると表示されることを警告した。

 悪質な広告は、Googleが2016年を開始するにあたって掲げる課題において高い位置付けにあり、同社は、自社の広告事業を通じてそのような広告が配信されるのを防ぐようより努力する一方で、業界の他社にも行動を正すよう求めている。

 Googleで広告およびコマース部門を率いる幹部は、同社が2015年にそのような広告7億8000万件を自社広告事業から削除したこと、そして、そのような素材を取り除くために世界で1000人を雇っていることを明らかにしている

 Googleは、モバイル広告が誤ってクリックされたことを判断する技術も開発したとも述べている。

Chromeユーザーが虚偽の広告を掲載するサイトにアクセスすると目にすることになる警告
Chromeユーザーは、虚偽の広告を掲載するサイトにアクセスすると警告を目にすることになる。
提供:Google

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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