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内蔵バッテリで停電時も点灯するLED電球「SmartCharge」--被災地や途上国で便利

 豪雪や豪雨、地震、竜巻などの自然災害に見舞われると、直接的な被害を受けなくても停電や断水で困ることがある。特に夜間の停電は、行動が制限されるだけでなく、暗さで不安になる点が問題だ。

 そんな不安を解消できるLED電球「SmartCharge」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。

停電でも点灯するLED電球(出典:Indiegogo)
停電でも点灯するLED電球(出典:Indiegogo)

 SmartChargeは、バッテリを内蔵するLED電球。一般の電球ソケットに取り付け可能で、普段は通常のLED電球として使い、点灯させていないときにバッテリへ充電する。そして、停電時は必要に応じて最長4時間点灯させられる。

 使用するにあたって、特別な制御装置を設置したり、配線を変更したりする必要がなく、普通の電球と同じくソケットにねじ込むだけでよい。停電時の点灯制御もリモコンやスマートフォンで操作するのではなく、壁の電灯スイッチなどをパチ、パチと2回連続で切り替えるとバッテリ点灯になる。

電灯スイッチをパチ、パチするとバッテリ点灯(出典:Indiegogo)
電灯スイッチをパチ、パチするとバッテリ点灯(出典:Indiegogo)

 対応電圧の幅が広く、全世界で使えるという。そのため、災害にともなう停電で明かりを確保する目的だけでなく、日常的に停電が発生する電力事情の悪い発展途上国でも有用だろう。

 Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間1月25日11時)で約1万3000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと42日ある。

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