マイクロソフト、サポートポリシーを更新--新しいCPUに「Windows 10」搭載を求める - (page 2)

Ed Bott (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年01月18日 08時02分

 このリストに最初に含まれるシステムとしては、Dellの「Latitude 12 7000」と「Latitude 13 7000」シリーズの「Ultrabook」と「XPS 13」、HPの「EliteBook Folio」「EliteBook 1040 G3」、そしてレノボの「ThinkPad T460s」「ThinkPad X1 Carbon」「ThinkPad P70」 の各モデルなどがある。

 このリストは継続的に更新される予定だとMicrosoftは述べている。

 企業向けの特別サポートリストに挙げられたマシンは、極めて特別な処置を受けることになる。継続的アップデートの新時代において、それらのモデルが特にWindows 10でも適切に動作する可能性が高いことを法人顧客に再確認させるのがその目的だ。

 リストに挙げられたシステムに対しては、当社のOEMパートナーとともに特別なテストを実施して顧客の投資の将来性を保証し、セキュリティ問題など前にはなかった不具合が生じる可能性を軽減するために「Windows Update」を確実に定期的に検証し、公開されたBIOS/UEFIアップグレードツールとともにすべてのドライバをWindows Updateで確実に提供する予定だ。それによって、システムを一旦アップグレードすれば、Windows 10のセキュリティと電源管理面でのメリットが得られるようにする。(Microsoft)

 これらのモデルについては、Windows 10への移行をまだ計画中の企業に対する特別な処置もあり、旧バージョンのOSを完全にサポートする18カ月間の猶予期間が設けられる。

 2017年7月17日まで、サポートリストに挙げられたSkylake端末はWindows 7とWindows 8.1についてもサポートされる。サポート期間終了後も引き続きサポートを受けるには、その18カ月のサポート期間の間にこれらのシステムをWindows 10にアップグレードする必要がある。2017年7月以降は、Windows 7とWindows 8.1に対する最も緊急性の高いセキュリティアップデートがこれらの構成に対して検討され、そのアップデートによって他の端末上のWindows 7/8.1プラットフォームの信頼性や互換性が損なわれないならばリリースされる。(Microsoft)

 当然ながら、2017年半ばという期限以降もWindowsの旧バージョンを使用し続けたい法人顧客に対しては、「Broadwell」や「Haswell」といったIntelの現行世代のプロセッサをベースとする多数の選択肢がある。Microsoftが言うところの「ダウンレベルシリコン」(下位レベルのチップ)を搭載するこれらのシステムに対しては、Windows 10以前のバージョンのOSが引き続き完全にサポートされる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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