「iOS 9.3」、パブリックベータ版がリリース--ブルーライト低減機能などを搭載

Kevin Tofel (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年01月15日 10時10分

 Appleの「iOS」最新版をいち早く見たければ、もうダウンロード可能だ。Appleは米国時間1月14日、「iPhone」および「iPad」向け「iOS 9.3」の最初のパブリックベータ版をリリースした。

 開発者はこれよりも少し早く、11日から同OSをダウンロードできるようになっていた

 Appleは、iOSのWi-Fiアシスト機能を通じて携帯電話のデータ利用量を追跡できるようにしただけでなく、ほかにもiOSに多くの変更を加えている。中でも注目すべきなのは、iPadだけで利用できる、教育市場を対象とした機能だ。iOS 9.3では、1台のiPadを複数のユーザーアカウントで使えるようになった。

 最新版には、Appleが「Night Shift」と呼ぶ機能も搭載されている。

 Night Shiftは、スケジュール機能を有効にしておけば、位置情報に基づいて適当な時間に画面のブルーライトを低減してくれる。夜になると、Night Shiftが画面の色合いを暖色系に変化させる。手動でブルーライトレベルを下げることも可能だ。

 Amazonも端末に同様の機能を以前に導入しており、筆者が最近購入した2014年モデルの「ASUS MemoPad 7」タブレットにも、「Bluelight Filter」(当初は「Reading Mode」)という名称でこの機能が搭載されている。

 iOS 9.3では、「CarPlay」プラットフォームの機能強化、「News」アプリのパーソナライズ化、「Touch ID」センサによる「Notes」のセキュリティ機能強化、「Health」アプリの改善などが盛り込まれている。

ブルーライトレベル調整画面

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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