マネーフォワード、経費作業を10分の1に短縮できる「MFクラウド経費」を提供

 マネーフォワードは1月14日、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費」(β版)の提供を開始したと発表した。なお、β版期間中は無料で利用できる。

「MFクラウド経費」(β版)
「MFクラウド経費」(β版)

 MFクラウド経費は、「完全自動化」「スマホで完結」「ペーパーレス」を特徴とし、経費精算にかかる時間や手間を大幅に削減できるサービス。自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」や「MFクラウド会計・確定申告」とのシームレスな連携にも対応する。

 クレジットカードや電子マネーの明細の自動取得にも対応。申請者は取得された明細の中から経費登録ができ、領収書ごとの手入力が不要となる。また、「ICカードリーダー by マネーフォワード」と併用することで、SuicaやPasmoの明細もワンタッチで取込可能となるため、交通費精算の時間をさらに短縮できる。

「ICカードリーダー by マネーフォワード」

 スマートフォンで撮影された領収書は、オペレーターにより入力されるため、自身による手入力の手間を省ける。経費の申請だけでなく、承認のプロセスも含めた経費精算業務をスマートフォンだけで完結できるという。また、撮影した領収書が電子化され、「MFクラウド経費」内で保管できるペーパーレスにも対応。平成28年税制改正大綱によると、撮影した領収書も証憑として認められるので、原本廃棄が可能となる。

原本廃棄

 同社が、2015年11月14~17日に実施した「経費精算アンケート調査」によると、1人あたりの経費精算業務の平均時間は、毎月1時間以上という結果となり、74%の人がわずらわしいと感じていることが分かった。また、経理担当者も、誤った申請の処理や月末の回収・チェック作業、会計・給与システムへの登録などに手間がかかり、経費精算に関する業務をわずらわしく感じているとのことだ。

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