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ソフトバンク×東電、「ソフトバンクでんき」を4月より提供--両社が組んだ理由

2016/01/12 19:04
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 ソフトバンクは1月12日、電力小売り全面自由化に伴い、電力サービス「ソフトバンクでんき」を4月1日より提供すると発表した。1月28日からソフトバンクでんきの申し込み受付を、サービス提供エリアのソフトバンク携帯電話取扱店および、ソフトバンクでんきの特設サイトで開始する。

2015年3月のソフトバンク光に続いて「ソフトバンクでんき」を4月に開始
2015年3月のソフトバンク光に続いて「ソフトバンクでんき」を4月に開始
ソフトバンクのみの「バリュープラン」は現在の料金が8000円~1万6000円程度の人向けだ
ソフトバンクのみの「バリュープラン」は現在の料金が8000円~1万6000円程度の人向けだ
Tポイントの付与やケータイ料金とまとめて支払い、MySoftbankででんき料金の確認ができる
Tポイントの付与やケータイ料金とまとめて支払い、MySoftbankででんき料金の確認ができる

 ソフトバンクでんきでは、東京電力との業務提携により、「スタンダード(S/L/X)」「バリュープラン」「プレミアムプラン」の3種類のプランを4月1日より東京電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリアの3エリアから提供を開始し、順次全国へ拡大予定だ。

 スタンダード Sは、アンペアブレーカ契約で、60アンペアまでの契約者向けプラン。スタンダード Lは、契約者取り付けのブレーカによる契約で、6kVA以上の契約者向けプラン。スタンダード Xは、スマートメーターによって計測された30分ごとの使用電力量を使い、過去1年の使用実績から基本料金を決定するプランだ。

 バリュープランは、ソフトバンクと東京電力との共同プランだ。「ちょうど家族3人~4人ぐらいの方々向けに現在の電気料金が8000~1万6000円ぐらいの人がターゲット」(宮内氏)と説明する。電力量料金が300kWhまでは定額、300kWhを超えると割安になる単価設定だ。実際の電力使用量が300kWhに満たない場合も、使わなかった電力量に応じてTポイント付与または、ソフトバンクの携帯電話で使用できるデータ量での還元のどちらかを選択できる。

 プレミアムプランは、電力量料金が400kWhまで定額、400kWhを超えると割安になる単価設定で、使用量がさらに多い契約者向けのプラン。

 また、ソフトバンクグループで推進している太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーに由来する電力を希望する人向けに、「FITでんきプラン」も近々発表するとしている。

利用料金は、戸建住宅で家族3人で利用する場合、年間8920円安くなるという
利用料金は、戸建住宅で家族3人で利用する場合、年間8920円安くなるという
中部エリア、関西エリアのほうがやや安くなる
中部エリア、関西エリアのほうがやや安くなる

ソフトバンク×東京電力が組んだ理由--「再生エネルギーだけでは賄えない」「ソフトバンクショップ」の魅力

 東京電力と組んだ理由について、ソフトバンク 代表取締役社長の宮内謙氏は、「電気の供給力が素晴らしいのと同時に、発送電分離、新しい取り組みも一生懸命やっている。電力企業の中でも一番大きな会社。われわれは東電と組むことでこの自由化を乗り切るために、プラスになることができると思ってアライアンスを組んだ」と説明。

 一方の東京電力は、「われわれに欠けているものは2つ。全国に向けてた営業力と、電気以外と組み合わせた新しい付加価値の創造。ソフトバンクはその2点で非常に強力なパートナー。ミドルレンジのお客様がカバーできるようになった」(東京電力 カスタマーサービス・カンパニー アライアンス推進室長の眞田秀雄氏)と語った。

 宮内氏も「(東電は)法人の営業部隊はあるが、コンシューマーの世界でいうならば、営業活動はなかったと思っていい。僕らを選んだ理由は、ショップをたくさん持っているから。ショップにはスマホの説明ができる人たちがいる。さらにでんきの自由化によって、でんきの説明をうけられるのは大革命だと思っている」と応じた。

 一方で、ソフトバンクは早くから再生エネルギーにも取り組んでおり、東京電力と組むことには矛盾があるのではないかとの指摘もある。この点について「われわれはFITでんきもがんばっていくが、それですべてが賄えると思っていない。東電と組むことについて矛盾はない」(宮内氏)とした。

 なお、でんきの契約は東京電力とユーザーになるため、もしソフトバンクを解約したからといってでんきの供給が止まることはないという。ただし、割引などの特典がなくなる可能性があるため、その調整は必要になるとした。

料金プラン
料金プラン

 ソフトバンクでんきの利用料金については、同社が提供する通信サービスとの合算支払いに対応。電気料金に応じて、1000円につきTポイントが5ポイント付与される。さらに、1月28日より提供・申し込みを開始する「おうち割」(おうち割 でんきセット)の対象サービスとなる。

 おうち割は、ソフトバンクの携帯電話やインターネット、電気など、「おうち」に関するさまざまなサービスを同社サービスを用いて、まとめて契約することでお得になる割引サービス。

 おうち割 でんきセットは、ソフトバンクでんきと携帯電話または、SoftBank 光などの固定通信サービスをセットで契約すると、携帯電話または、固定通信サービスの利用料金から、スタンダードプランの場合は100円/月、バリュープランの場合は200円/月、プレミアムプランの場合は300円/月(最大2年間)が割引される。

年間で見ると、スマートフォンやケータイ、ソフトバンク光とすべてセットにすることで、スタンダードプランでこれだけ差がでるとした
年間で見ると、スマートフォンやケータイ、ソフトバンク光とすべてセットにすることで、スタンダードプランでこれだけ差がでるとした

 これにより例えば、一戸建てに住む3人世帯で、これまで従量電灯B(40A)で月間の平均電気使用量が392kWhの場合、「ソフトバンク でんき」の「バリュープラン」に変更すると、電気料金の割引額、「おうち割」適用に伴う割引額、Tポイント付与の合計で年間約8920円相当が割り引かれるという。

 さらに「おうち割 光セット」と併せて加入すると、年間約8万920円相当安くなるとした。おうち割 光セットは、現在提供している「スマート値引き」から名称が変更されたもので、携帯電話とSoftBank 光などの固定通信サービスをセットで契約すると、携帯電話の利用料金から最大2000円/月(2年間、3年目以降は最大1008円/月)を割引くサービス。

 また、おうち割 光セットとおうち割 でんきセットの加入特典として、「水のトラブル」「カギのトラブル」「ガラスのトラブル」の発生時に、出張料・作業料無料でかけつける「おうちレスキュー」が提供されるという。

 SoftBank 光は、2015年12月現在で122万契約があり、「毎月20万世帯が加入している。想定していた以上」(宮内氏)と自信を見せる。「通信が高いとか言われているが、SoftBank 光、でんき、eコマースなど上手く使ってもらうとコストダウンになる。Tポイントも提供し、利便性も上げている。コンテンツもNetflixを提供することで、映画も観てもらえるようになった。家計をサポートするという意味で、今日から“おうち割”というコンセプトを活用したい」と説明した。今回は「第1弾」と位置付けており、今後は保険などさらなるサービス拡大を目指す。

現在は第1弾。今後もさらに広げて行くとした
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トレンディエンジェルのたかし&斎藤司さん、内田恭子さん、ダンテ・カーヴァーさん、CMでおなじみの「お父さん」がゲストとして登壇した
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