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Cerevo、スマートマイクやホームロボットなど4製品を発表

2016/01/06 12:43
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 ハードウェアベンチャーのCerevoは1月5日、音を見える化するスマートマイク「Listnr」、3Dプリント技術を用いたIoTロードバイク「ORBITREK」、既存の自転車をIoT化する計測・通信装置「RIDE-1」、プロジェクタ搭載の可変型ホームロボット「Tipron」の4製品を発表した。

 これらの製品は、米国で開催中のイベント「CES 2016」(1月6~9日)で、実機が展示されている。

スマートマイク「Listnr」

 Listnrは、「キモチを色に」をコンセプトにした小型IoTデバイス。無線LAN経由のインターネット接続機能とマイクを搭載し、本体付近の音声を集音してリアルタイムにクラウドにアップロード、専用サーバを用いて音を解析する。

「Listnr」
「Listnr」

 デフォルトの音声認識システムとしてパナソニック提供の技術を基に開発した「xauris(ゾウリス)」を搭載しており、乳児の泣き声から「泣く」「笑う」「叫ぶ」「乳児のしゃべり声」といった4種類の感情の認識にも対応する。

 認識結果は、Listnr本体のLEDとスマートフォンアプリにフィードバックでき、本体に搭載したLEDで音に込められた感情を色で表現できるという。

  • Listnrスマートフォンアプリ

 また、専用スマートフォンアプリ(Android 4.4以降)を用いて、1台のListnrが集めた音に基づく情報を複数人でラジオのように楽しむこともできる。インテリアとして「見せる」ことを想定した外装を備えており、リビングルームや子供部屋などに気兼ねなく設置可能だという。

 なお、開発者向けにAPIを公開しており、音解析エンジン・音認識サーバをそれぞれ独自に設定可能。開発者独自のアプリやサービスと組み合わせるクラウド接続型無線LANマイクとして自らのシステムに組み込める。これにより、音を活用したサービスや独自のスマートフォンアプリと組み合わせたサービスを自由に開発できるとしている。

 発売は、2016年1月中の予定。iOSアプリは追って提供予定。サイズは、約123.5×96.5×76.5mm。重量は、約190g。電源は、USB給電または、単3形電池2本。

IoTロードバイク「ORBITREK」

 ORBITREC(オービトレック)は、スマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」の新製品として、各種センサを内蔵し、3Dプリント技術を使って作られたフレームを備えたIoTロードバイク。デザイナー柳澤郷司氏のデザインユニットであるTripple Bottom LineとDMM.make AKIBA、ABBALabが共同で開発したロードバイクフレームのコンセプトモデル「DFM01」を発展させた製品だ。


「ORBITREC」

 オーナーの体に最適な形状を実現するオーダーメイド・フレームを短期間かつ安価に製作するため、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造を開発。本格的なレースで使える軽量フレームオーダーメイド・フレームでありながら、最短納期1カ月以内、7000ドル以下の価格を実現しているのが特徴だという。

 NTTデータエンジアリングシステムズから提供を受けた溶融型3Dプリント技術を用い、3Dプリンタで製造したチタニウム製のジョイントを採用。これにより、実用的な強度を持った製品の量産化が可能となったという。デザイン面では、コンセプトモデル「DFM01」から引き続き柳澤郷司氏が担当。歪みが発生しやすい金属3Dプリントで高い品質と強度を獲得するため、人間の骨の内部構造をまねた「ラティス」と呼ばれる特殊構造を造形部内部に多数配置した。

 フレームダウンチューブには、9軸センサ(加速度・角速度・地磁気)、温度、湿度、気圧、照度、GPSといった各種センサを内蔵しており、走行中の精密なログを取得・分析できる機能を搭載する。また、走行中の場所や速度といった基本的な情報に加え、傾きや衝撃などフレームの状態も取得できる。GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体のさまざまな情報とともに振り返り、分析可能だという。

BluetoothとANT+を搭載

 BluetoothとANT+を搭載しており、他のデバイスやサービスとの連携にも対応する。Bluetooth接続を用いてスマートフォン(専用アプリ)と連携し、「走行中の転倒やグループからの遅れが発生した際に仲間へSMSで通知する」「特定地点を通過したらサスペンションダンピングを変更する」「照度センサを利用してトンネルに入った際にライトを自動で点灯する」といった連携が可能。

 専用サーバを用いたビッグデータ分析・フィードバック機能を用いると、転倒発生率が高い場所をGPS情報と併せてマーキングし、「この先転倒多数のため減速を促す」といったプッシュ通知が可能だという。

自転車をIoT化する計測・通信装置「RIDE-1」

 RIDE-1(ライドワン)は、ORBITRECが備える各種センサと通信機能を外付けアダプタ化し、既存の自転車に取り付けることでORBITRECと同等の機能を備えたIoT自転車にできる計測・通信装置。ORBITRECとRIDE-1は、共に2016年春に発売予定。


「RIDE-1」
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