クラウドファンディングサービスでは、子どもを対象にしたキャンペーンがときおり登場する。対象が限定的なせいか、優れた内容なのに話題にならないものも多い。そこで、今回はそうした魅力的な子ども向けキャンペーンを紹介しよう。
「Infinity」はポップなデザインの子ども向けノートPCだが、それだけでない。本体から取り外した画面は、タブレットとして単独で使える。さらに、PCを構成する各ユニットが交換可能なモジュール式になっていて、必要に応じてハードウェアのアップデートが可能だ。
Infinityは、まず「Raspberry Pi」やRAM、ストレージ、無線LAN(Wi-Fi)通信機能を備える「Core」、画面とタッチパネルを組み合わせた「Screen」、バッテリを内蔵する「Battery」、カメラを搭載する「Camera」と、これらモジュールを取り付ける「Hub」モジュールで構成。これに、保護用の「Cover」とキーボード兼スタンドの「Keyboard and Base」を組み合わせる。HubモジュールはUSBポートやスピーカ、マイクなどを搭載しているが、10年間は使えるよう設計したという。
OSは、Android OS(Lollipop)ベースの「Infinity OS」。ただし、汎用性を考慮し、Android、Linux、Windows、Chromium OSにも対応している。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間12月22日19時)で約2万ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと18日ある。
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