初代「Raspberry Pi」も同等のコンピュータと比べれば5分の1の価格だったが、それでも一部の人々にとっては手が出ない価格だったとUpton氏は述べた。今回の最新製品であるRaspberry Pi Zeroは、コンピュータとしてほぼ限界と思われる低価格であり、Upton氏によると、これ以上価格を引き下げようとは考えていないという。
「カフェラテ4杯の価格から1杯の価格まで引き下げた。カフェラテ1杯よりも低い価格にはしない」と同氏は述べた。「これによって、最後のあと少しの人々に門戸が開放され、コンピュータプログラミングに取り組めるようになることを心から望んでいる」(Upton氏)
Raspberry Piは多数のRaspberry Pi Zeroを製造済みだが、供給を上回る需要を見込んでいる。
Pi Zeroを英国において確実に入手する1つの方法は、近くの新聞販売店に行ってRaspberry Piの公式雑誌である「MagPi」の12月号を購入することである。この号は、コンピュータを無料プレゼントとして同梱する雑誌の1つとなる予定だ。「5ドルのコンピュータよりも素晴らしいものはたった1つしか存在せず、それは無料のコンピュータである」とUpton氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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