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乳幼児の“言葉の習得”を可視化するウェアラブルデバイス「Starling」

 子どもが言葉を習得していく過程は非常に興味深い。乳児から幼児になりつつある子どもにいくら話しかけても会話にはならず、砂に水をまくような気持ちになる。

 しかし、反応がなくても声をかけ続けていると、あるとき急に言葉を発する。おそらく、乳幼児期に触れる言葉の蓄積が大切なのだろう。


小さな赤ちゃんも言葉を習得中(出典:Indiegogo)

 そうした蓄積を可視化するための、乳幼児向けウェアラブルデバイス「Starling」をクラウドファンディングサービス「Indiegogo」で見つけた。


言葉の蓄積を可視化するウェアラブルデバイス(出典:Indiegogo)

 Starlingは、0歳児から4歳児くらいの乳児や幼児を対象とするデバイス。子どもの衣服などに取り付けておくと、子どもに話しかけられたり、子どもが発したりする言葉の数を毎日記録してくれる。

 Bluetooth経由でスマートフォンと連携し、触れた言葉の数の推移をアプリ上で確認できる。触れる言葉の数の目標値を、年齢に応じて設定することも可能。


どんどん話しかけよう(出典:Indiegogo)

 Starlingの本体にはLEDが付いており、言葉をカウントするたびに光る。その日の目標に到達していると緑に光り、目標未達成だと赤く光るので、話しかけが十分かどうか一目で分かる。


こんな習慣も見直せる(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間10月22日15時)でキャンペーン期間は1カ月弱残っているが、すでに約5万ドルの資金を集めている。

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