ドコモ、iOS対応の新文字入力アプリ「Move&Flick」を提供

 NTTドコモは8月25日、スマートフォン向けの文字入力アプリ「Move&Flick(ムーブアンドフリック)」を、8月26日から無料で提供すると発表した。iOS8.1以降のOS搭載のスマートフォンに対応するという。


「Move&Flick」画面イメージ

 Move&Flickは、NTTサービスエボリューション研究所が、新たなユーザーインタフェースの創造や利便性の向上に取り組んできた知見を生かし、NTTグループの特例子会社であるNTTクラルティの社員などの意見を反映して開発しNTTドコモがサービス化したもの。

 同社によると、スマートフォンで文字入力をする際は、あらかじめ画面に配置されたひらがな、アルファベット、数字などの「文字入力キー」の位置を正確に把握し、タッチする必要があった。Move&Flickを利用することで、スマートフォン画面の下段中央部分に「文字入力エリア」が大きく表示され、文字入力エリア内であればどこからでも文字入力が可能になるという。

 また、文字入力エリア内のタッチした場所に文字入力キーが表示され、その後続けて8方向のいずれかに2回スライドさせることにより、ひらがな入力ができるそうだ。そのため、手元を見ずに文字入力が可能となり、特に従来の文字入力キーの位置を正確に把握することが難しい視覚障害者は、文字を入力しやすくなるという。

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