ソフトバンク、「Pepper」法人向けモデルの申込受付けを10月に開始

 ソフトバンクとソフトバンクロボティクスは7月30日、感情機能を搭載したヒト型ロボット「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の申し込み受付けを、10月1日より開始すると発表した。申し込みはソフトバンクのウェブサイトで実施する。

 Pepper for Bizは、一般販売中のPepperをベースに、「声かけ」「ヒアリング」「プレゼンテーション」「エンターテインメント」「受付」といった、ビジネスに活用できる法人向けアプリを標準搭載したモデル。料金プランとして、月額税別5万5000円×36カ月(合計税別198万円)のレンタルプランが用意されている。


Pepperから店頭を想定した商品説明を受ける孫正義氏

 ビジネスシーンにおいてPepperの活用を支援するためのプラットフォーム「Pepper for Bizプラットフォーム」も提供する。標準搭載のアプリをカスタマイズできる「ビジネスアプリかんたん生成」、通行人数などのセンサデータやアプリの起動回数、接客した人の属性や感情などの情報を蓄積して可視化する「インタラクション分析」、複数のPepperを管理者がウェブで一括管理できる「アプリ設定一括管理」などのサービスが用意されている。

 さらに、電話やウェブといった専用窓口によるサポートや、Pepperの故障時に何度でも交換対応する「プレミアムサポート&メンテナンス」も利用できるという。ソフトバンクでは、Pepper for Bizを導入するためのコンサルティングや独自アプリの開発、追加サポートサービスなどもオプションで提供する予定としている。


「Pepper for Biz」

 なお、6月分として一般販売した1000台のPepperは、販売開始からわずか1分で完売したが、7月31日に受付けを開始した7月分1000台も1分で完売したという。

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