グーグル、過去に訪れた場所を「Google マップ」に自動表示する新機能

 Googleは米国時間7月21日、地図サービス「Google マップ」において、ユーザーが過去に訪れた場所を自動的に収集して表示する新機能「Your Timeline」の提供を開始した。現在、ウェブ版とAndroidアプリのみ対応している。

 Your Timelineは、訪れたことのある場所やルートをGoogle マップ上に表示する。特定の年月日を指定することで、その日の行動を簡単に思い出せるという。写真サービス「Google Photos」と連携しており、訪問場所と関係する写真も表示する。


過去に訪れた場所を自動表示(出典:Google、赤丸は筆者が追加)

 訪問履歴は、ユーザーがGoogleに対して許可していると自動的に収集される。パーソナルアシスタント機能「Google Now」で位置情報と連動して通知を出すように設定している場合、ユーザーが許可設定しているはずなので注意しよう。

 Your Timelineのデータは本人にしか表示されず、ほかのユーザーに見られないという。特定の年月日のデータを消したり、過去の履歴をすべて消去したりすることも可能。訪問した場所を指定して削除することもできる。セキュリティ/プライバシー設定機能「My Account」(アカウント情報)の管理対象でもある。

 Googleは、Your Timelineの利用可能なユーザーを段階的に増やしていくという。記事執筆時点(日本時間7月22日12時)、筆者の環境はまだ対応していなかった。

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