アクションカメラ「GoPro」、小型軽量の防水モデル「HERO4 Session」を発表

 GoProは米国時間7月6日、アクションカメラ(ウェアラブルカメラ)「GoPro」シリーズの新モデル「HERO4 Session」を発表した。従来モデル「HERO4」に比べ50%小さく40%軽い、同シリーズで最も小型軽量な製品となる。グローバルでは7月12日より販売を開始する。日本では7月を予定しており、価格は5万2000円(税別)だ。


コンパクトになった新モデルHERO4 Session(出典:GoPro)

 HERO4 Session最大の特徴は、本体自体が水深10m防水になったことだ。水中に入ったり水滴がかかったりするウォータースポーツやウィンタースポーツの際も、防水ハウジングに収納する必要がなく、バッグから取り出してそのまま撮影できる。しかも、ハウジングによる音の“こもり”を回避できるので、音質向上効果もある。


 主な操作はボディ上面のボタン1つで行える。1回押すと、電源が入ってビデオ撮影などが自動的に始まる。長押しするとタイムラプス撮影をするなど、シンプルに操作できる。より複雑な設定や操作には、スマートフォン用アプリやリモコンを使う。


ボタン1つで操作(出典:GoPro)

 動画撮影の解像度とフレームレートは、1080p60、720p100、1440p30など目的に応じて選べる。例えば、きめ細かな映像を撮りたければ高解像度の1440p30を、滑らかなスローモーション映像を制作したければ高フレームレートの720p100を選ぶといった具合だ。従来モデルHERO4同様、広画角撮影モード「SuperView」、自動低光量モード「Auto Low Light」、シネマ品質撮影モード「Protune」にも対応する。

 2個のマイクをカメラの前後に搭載し、集音に使うマイクを自動的に切り替える。これにより、風が強い状況や高速移動するスポーツで生ずる風切り音の影響を抑え、ウィンドノイズの少ないクリアな音で録音できるようになったという。

 ヘルメットやスポーツギアなどに取り付ける各種マウントは、従来モデル向けのものがそのまま流用可能。画像の自動回転機能を備えており、上下逆さに取り付けても撮影方向は自動修正される。


既存マウントとの互換性も維持(出典:GoPro)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]