LINE、ユーザー自作スタンプの販売総額「89億円」に--新たな支援策も

 LINEは5月18日、LINEスタンプの制作・販売プラットフォーム「LINE Creators Market」で、2014年5月8日から2015年5月7日までの約1年間に販売・利用されたスタンプなどの実績を公開した。登録クリエーター数は世界156カ国で39万人、販売中のスタンプは10万セットを突破し、クリエーターズスタンプ全体の販売総額は89億4600万円になるという。


クリエーター数は39万人を突破

 スタンプ別の販売状況をみると、販売金額上位10位の平均販売額が5050万円を突破。クリエーター別の販売状況をみると、売上上位10位の平均販売額は1億900万円を記録している。また、クリエーターズスタンプから誕生したキャラクターのグッズ化や書籍化など、企業とのコラボレーション事例も生まれている。

 同日、LINE Creators Marketで、スタンプ作品の商品化やライツマネジメント支援を行う「LINE Creators Management」を開始することも発表。前述した事例を受け、クリエーターと企業、ライセンシーなどを繋ぎ、スタンプキャラクターを用いたタイアップ企画や商品化のほか、商標出願サポート、海賊版対策などの支援を行うという。すでにタカラトミーアーツとの提携が決定。今後、提携企業の拡大を進めるとしている。


LINE Creators Managementの概要

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