Microsoftの2人のソフトウェアエンジニア(Corom Thompson氏とSantosh Balasubramanian氏)が、「同社が新たに公開した顔認識API」の応用事例をhttp://how-old.netというページで公開している。この顔認識APIや「Azure Stream Analytics」「PowerBI」を利用して、このサイトを構築したという。「Build 2015」でも紹介された。
彼らは、ベータテストによるフィードバックを得るために、数百人のユーザーに電子メールを送信し、「少なくとも50人が試してくれるだろうと気軽に考えていた」という。しかし数時間のうちに3万5000人が同サイトに殺到した(ただし、そのうちの約2万9000人はトルコのユーザーだった)。
このウェブサイトは極めてシンプルな作りになっている。写真を選択するか、アップロードすれば、#HowOldRobotが被写体の人物の推定年齢を教えてくれる。
同社のブログ記事には、どのようにして年齢を導き出しているかという技術的な情報が、複数の短いコード片とともに提示されている。作成したソフトウェアエンジニアらは最後に「これを使って楽しむとともに、『Microsoft Azure』のサービスと、『Microsoft Azure Machine Learning Gallery』から利用できるAPIを利用して独自のソリューションを作るためのインスピレーションを得てほしいと願っている」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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