物流アウトソーシング「オープンロジ」が海外発送に対応

 オープンロジは4月20日、商品の入庫から保管、梱包、配送までを一括でアウトソーシングできる物流サービス「オープンロジ」が、EMS(国際スピード郵便)を通じて世界120カ国への海外発送に対応したことを発表した。

 オープンロジは、倉庫会社をネットワーク化し、非稼働時間・遊休スペースを活用することで、低価格な物流アウトソーシングを可能にするサービス。全国の印刷会社をネットワーク化し、各社の非稼働時間を活用することで、低価格な印刷物を顧客に提供するネット印刷サービス「ラクスル」などと近いモデルだ。


「オープンロジ」

 オープンロジでは、利用者が入庫した商品を管理する。商品1個ずつにバーコードを貼りつけることで、ウェブの管理画面で入出庫データを確認できるようにしている。管理画面で同梱明細書や時間帯指定、配送元の変更や代引き対応なども依頼できる。中小規模のEC事業者やネットオークション利用者を主なターゲットとしている。

 料金は荷物単位での従量課金制で、入庫料が1個15円、保管料はサイズに応じて日額1個0.2~10円、配送料はサイズに応じて220円~780円。固定費用はかからない。また、事前に問い合わせて見積もりを取る必要はない。

 そして今回、新たに海外発送にも対応。出庫依頼画面で国名と宛先を入力して出庫依頼をするだけで、海外発送用の梱包やインボイス対応など、海外発送に関わる一連の業務をアウトソーシングできる。料金はMサイズまでは300円、Lサイズ以降は500円。入庫料、保管料は従来と同様。順次、SAL便や小型包装物などの海外発送便にも対応する予定。

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