マイクロソフト、2016年にWindows 10アップデート「Redstone」をリリースか

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年04月08日 11時17分

 Microsoft内に、Windowsの新しい開発コード「Redstone」が存在するようだ。情報ブログのNeowinが米国時間4月7日にRedstoneの存在を明らかにし、「2016年に配信される次期Windowsアップデート」であるとした。私の情報筋からの情報と照らし合わせても、これは正しいとみてよさそうだ。

 「Threshold」という開発コードの下で開発されてきた「Windows 10」は、2015年の夏に発売となる予定だ。情報筋によると、今年秋にThresholdのマイナーアップデートが行われる予定という(このアップデートもThresholdとして開発されている)。これに加えて、MicrosoftはWindows 10が製造工程向けリリース(RTM)となる前後に、継続して小規模な修正やアップデートを定期的に行うことになっている。


 現在のMicrosoftの計画では、2016年のWindowsについても同様に夏/秋リリーススケジュールを予定している。Redstoneは2016年に行われるこれらのリリースの開発コード名で、「Windows 11」や「Windows 12」ではない。Windows 10のままだろうというのが私が得た情報だ。

 Redstoneは、1カ月程度の間隔で配信する定期的なアップデートとしてWindows 10ユーザーに自動配信される。他のアップデートよりも大型で、新しい機能が盛り込まれたり、新しいデバイスのサポートが加わると予想できる。

 定期的にWindows 10のアップデートを配信するという方法は、「Spartan」(Windows 10向けの新しいブラウザ)、メッセージング、スタートメニューなど、Windowsコアではないものには有効な方法といえる。だが、深いレベルのコアが「Xbox Surface Hub」「Windows Phone」「HoloLens」などWindows 10上に構築したデバイスをサポートするためには大規模な変更が必要な場合があり、Redstoneのような大型アップデートが有効となる。

 Redstoneはまた、Windows 10リリースには間に合わなかったWindowsコア機能を配信する手段としての役割もあるとのことだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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