Facebook:「サービス停止は社内作業が原因」--ハッキング被害の噂を否定

Rich Trenholm (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 高森郁哉 (ガリレオ)2015年01月28日 10時04分

 Facebookは、社内のシステム変更作業が米国時間1月27日の約1時間にわたる障害を引き起こし、同社のソーシャルネットワークと、「Instagram」および「Tinder」を含む関連サービスをダウンさせたことを認めた。

 全世界で13億人のユーザーがいるFacebookは、グリニッジ標準時の午前6時10分から7時10分にかけて約1時間、利用できなくなった。この問題の影響は、ログインにFacebookの認証情報を利用している他のウェブサイトやアプリにも波及した。Facebook傘下にあるモバイルを中心とした写真共有サイトのInstagramのほか、チャットアプリの「AIM」、スワイプ操作の出会い系アプリTinderなどに影響があった。

 Facebookは、サービス停止が「構成システムに影響する変更の導入後に生じた」と述べている。

 Facebookは、ハッキングされたという憶測に対し、「サードパーティーによる攻撃によるものではない」と明確に述べている。それに先立ち、Sony Pictures Entertainmentへのハッキングや「PlayStation」と「Xbox」のサービスへの攻撃に関与したと主張してきた悪名高いハッカー集団「Lizard Squad」が、1月27日の停止についてツイートしていた。

 Facebookはユーザーに対し、データーの消失は一切なかったと説明している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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