スターバックス、米国で注文も支払いも「iPhone」から

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 水書健司 福岡洋一 (ガリレオ)2014年12月05日 12時40分

 Starbucksの顧客は米国で、まだ店舗に到着しないうちに、あらかじめ「iPhone」で注文と支払いを済ませられるようになる。

 「Mobile Order & Pay」と呼ばれるこの新プログラムは、すでに米国時間12月3日からオレゴン州ポートランドで試験的に実施されている。Starbucksによると、この機能は2015年から米国で全国展開される予定だという。

 スマートフォンを使って出先での買い物の支払いをする機能については、「Apple Pay」の導入に伴って話題に上る機会が急増している。Appleのモバイルペイメントシステムは、「iPhone 6」から店舗での買い物の支払いができるというものだ。しかし、Starbucksはこのコンセプトをさらに一歩進めて、カフェラッテなりクランベリーマフィンなりの注文と支払いを、すべてiPhoneで済ませられるようにした。店に到着した時には、もう注文の品はすっかり準備が整い、引き取りを待つばかりになっている。

 この機能がサポートするのは、現時点でiPhoneのみだが、Starbucksは2015年にこのサービスを全米で展開する際には、「Android」バージョンも提供することを約束している。すでにiPhoneを持っているのであれば、StarbucksのiOSアプリをインストールして、得意客向けのサービスプログラム「My Starbucks Rewards」に登録するだけだ。

Starbucksの店舗に到着する前に注文と支払いが可能になる新しいシステム
Starbucksの店舗に到着する前に注文と支払いが可能になる新しいシステム
提供:Starbucks

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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