Adobe Systemsは米国時間11月18日夜、「Lightroom 5.7」をリリースした。今回のアップデートでは、ニコンの「D750」とキヤノンの「EOS 7D Mark II」という注目度の高い2種類のハイエンド一眼レフカメラ、さらにはアップルの「iPhone 6」への対応が追加されている。
Lightroomは写真の編集やカタログ作成ができるソフトウェアで、JPEG形式よりも画質と柔軟性が高くプロプライエタリなRAW形式の画像を扱えることが特長だ。あらゆる一眼レフカメラとハイエンドのコンパクトカメラで、画像をRAW形式で撮影できるが、カメラ愛好家が最新のカメラで撮影したRAW形式の写真を取り扱うためには、AppleやAdobeなどの企業がソフトウェアをアップデートするまで待つ必要があった。
Lightroom 5.7はまた、人気の高い一部の最新型「ミラーレス」カメラのRAW形式ファイルにも対応する。ミラーレスカメラとは、一眼レフカメラよりも小さいサイズながら、レンズを交換することができるカメラのことだ。Lightroomが対応するカメラには、パナソニックの「DMC-GM5」、サムスンの「NX1」、オリンパスの「PEN E-PL7」、富士フイルムの「X-T1 Graphite Silver」などがある。また、ハイエンドのコンパクトカメラであるパナソニックの「DMC-LX100」のRAWファイルも扱うことができる。
さらに最新のLightroomは、パナソニックが欧州のみで販売している最新の個性的なスマートカメラ「DMC-CM1」、さまざまな新型のレンズ、そしてiPhone 6と「iPhone 6 Plus」にも対応する。「iPhone」ではRAW形式の写真を撮影できないが、LightroomではJPEGファイルのレンズ補正が可能だ。
Lightroom 5.7では、新しいカメラとレンズのサポートのほかに、複数のバグ修正も行われている。詳しい説明は、AdobeのLightroom 5.7のページで確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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