ヤフー、リアルタイム検索の「感情分析」強化--Twitter上のあらゆる言葉に対応

井指啓吾 (編集部)2014年11月12日 14時47分

 ヤフーは11月12日、SNS上の投稿を検索できるサービス「リアルタイム検索」に、Twitterの投稿を分析し、検索したキーワードに対してどのような感情を持っているかをポジティブ/ネガティブで判定する機能「つぶやき感情分析」の正式版を実装した。日常の利用だけでなく、ビジネスシーンでの活用も見込む。

  • PC版検索結果画面

 2013年9月に公開したβ版の機能を強化し、新機能も追加。β版で分析できる言葉は1万1000語で、分析対象となる投稿は新着のものに限られていたが、正式版では過去30日間のすべての投稿を対象に、あらゆる言葉で分析できるようになった。期間の絞り込みも可能で、最長30日から最短15分までの任意の期間を指定して分析できる。

 また、β版で提供してきたポジティブ/ネガティブの割合を示す円グラフに加えて、その推移を時系列で表示するグラフを追加した。ある出来事に対してどのような感情の変化があったのかを把握できるという。

 分析システムは辞書方式から機械学習方式に変更しており、今後学習を重ねていくことで分析精度を高められるとしている。

  • 感情の推移

  • 感情分析円グラフ

  • 投稿件数グラフ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]