Amazon、電子出版の活躍を表彰する「KDP アワード」を創設--初の受賞者は高城剛氏

 Amazon.co.jp(Amazon)は10月29日、新たに「KDP アワード」を創設し、初の「AUTHOR OF THE YEAR 2014」受賞者に高城剛氏を選出したと発表した。

 KDPアワードは、主に著書の販売やカスタマーレビューにおいて最も成功をおさめたKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)の著者に対して授与する賞だ。

 KDPは、Kindle端末や無料のKindleアプリ向けに本を自主制作してKindleストアで出版できる無料サービス。日本、米国、欧州などKindle ストアで販売した本の売上に対し、最大70%のロイヤリティを獲得できるという。

 高城氏は、刊行している26冊の印刷書籍と15タイトルの電子書籍の著書のうち、現在7タイトルをKDPで出版。中でも、「白本」と「黒本」は2014年のKDPベストセラーになり、高い評価のカスタマーレビューが数多く寄せられているという。

 「このアワードを受賞でき、大変光栄です。いま、時代は大きな変化の時を迎えています。KDPは出版を容易にし、本の発見の場を提供し、著者に新たな機会を与えるでしょう。そして、誰もが『自分』という素晴らしいコンテンツを持っているはずです。I have a dream(誰しもが、もし、忘れていなければ)。大情報化時代の可能性は、企業だけではなく、いよいよ個人の時代になったのです」(高城氏)とコメントしている。

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