2014年10月31日に「Windows 7」に起こることと起こらないこと

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2014年09月24日 10時36分

 「Windows 7」は2014年10月月末で製品版ソフトウェアの販売終了を迎える。これについて心配する人もいるようだ。

 2014年10月31日以降、MicrosoftはPCメーカーやシステム構築会社に、新規PCにプレインストールする「Windows 7 Home Basic」「Windows 7 Home Pemium」「Windows 7 Ultimate」を供給しない。これは、OEM企業はこれらのバージョンのWindows 7を搭載したPCの在庫を売り続けることができるが、在庫を増やすことは許されないことを意味している。

 (Microsoftは2013年10月31日に、店頭でのパッケージ版Windows 7の販売を終了している)

 ただし、この迫り来る2014年10月31日の締め切りは、「Windows 7 Professional」がプリインストールされたPCには適用されない。Microsoftの担当者は最近、MicrosoftはまだWindows 7 Professionalを搭載したPCの販売終了日は未発表だと再び発言している。販売終了日が明言されていないのは、「Windows 8」には懐疑的で、Windows PCを購入する前に次期メジャーバージョンである「Windows 9」(開発コード名「Threshold」))に関する情報を待っているビジネスユーザーにとっては朗報だろう。

 Windows 7 Service Pack 1のメインストリームサポート(Microsoftによる無料サポート)は、2015年1月13日まで終了しない。Windows 7に無料でセキュリティアップデートが提供される延長サポートが終了するのは、2020年1月14日だ(Windows XPのように延長されない限り)。

 ビジネス向けのWindowsのOEMライセンスのあるPCでは、今後もダウングレード権が利用できる。Windows 8.1 ProがプレインストールされたPCは、今後もWindows 7 ProfessionalまたはWindows Vista Businessにダウングレード可能だ。Microsoftのボリュームライセンス保持者は、OEM製品のダウングレード権について気に病む必要はなく、従来のどのWindowsにもダウングレードできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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