マイクロソフト、「Bing」に会話的な検索機能を導入

Dara Kerr (Special to CNET News) 翻訳校正: 水書健司 福岡洋一 (ガリレオ)2014年08月15日 11時21分

 検索エンジンからある答えを得ようとして、結局さらにいくつかの質問を重ねることも少なくない。Microsoftは、これに対する解決策に取り組んできた。

 Microsoftは米国時間8月13日、検索エンジン「Bing」(米国英語版)の新機能をリリースした。これはユーザーにただ脈絡のない質問をさせるのでなく、もっと検索エンジンと「会話」ができるようにするものだ。

 たとえば、「who is the President of the United States」(アメリカ合衆国の大統領は誰)と入力すれば、「Barak Obama」という答えが得られる。続いて、さらに情報が欲しければ、検索語の入力欄に「how tall is he」(彼の身長は)と入力すると、Bingは検索者が大統領について話していると理解して、「Barak Obama height 6 feet 1 inch(1.85 meters)」(Barak Obamaの身長は6フィート1インチ(1.85メートル))という答えを返す。

 Bing Relevance Teamのプリンシパル開発リードを務めるYan Ke氏は、Bing公式ブログへの投稿で「あらゆる種類の検索について、Bingは友人に何かを尋ねるときと同じように質問をさせてくれる」と述べている。「人、場所、物に関する膨大な情報を収めたわれわれの知識レポジトリを会話の理解能力と組み合わせることで、ユーザーは気軽に検索を始め、ある話題や関心事についてより多くを学べるようになる」(Yan Ke氏)

提供:Screenshot by Dara Kerr/CNET
Bingで米大統領を検索。
提供:Screenshot by Dara Kerr/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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