検索エンジンからある答えを得ようとして、結局さらにいくつかの質問を重ねることも少なくない。Microsoftは、これに対する解決策に取り組んできた。
Microsoftは米国時間8月13日、検索エンジン「Bing」(米国英語版)の新機能をリリースした。これはユーザーにただ脈絡のない質問をさせるのでなく、もっと検索エンジンと「会話」ができるようにするものだ。
たとえば、「who is the President of the United States」(アメリカ合衆国の大統領は誰)と入力すれば、「Barak Obama」という答えが得られる。続いて、さらに情報が欲しければ、検索語の入力欄に「how tall is he」(彼の身長は)と入力すると、Bingは検索者が大統領について話していると理解して、「Barak Obama height 6 feet 1 inch(1.85 meters)」(Barak Obamaの身長は6フィート1インチ(1.85メートル))という答えを返す。
Bing Relevance Teamのプリンシパル開発リードを務めるYan Ke氏は、Bing公式ブログへの投稿で「あらゆる種類の検索について、Bingは友人に何かを尋ねるときと同じように質問をさせてくれる」と述べている。「人、場所、物に関する膨大な情報を収めたわれわれの知識レポジトリを会話の理解能力と組み合わせることで、ユーザーは気軽に検索を始め、ある話題や関心事についてより多くを学べるようになる」(Yan Ke氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する