スマホ漫画「comico」初の単行本が発売へ--全国のTSUTAYA店舗で

 NHN PlayArtは7月10日、スマートフォン向けコミックサービス「comico(コミコ)」の人気作品である「ReLIFE」(作:夜宵草)を単行本として販売することを発表した。8月12日よりTSUTAYAを始めとする全国約740の書店で販売する。税別価格は650円。なお、comico作品の単行本化は今回が初となる。

 comicoはスマートフォンでの閲覧に特化したウェブ漫画サービス。画面を縦にスクロールしてコマ割りのないフルカラー漫画を閲覧するスタイルを採用しているのが特徴だ。2013年10月にサービスを開始し、同社がプロ契約した人気アマチュア漫画家の「公式作品」を毎日掲載。また同年12月には一般ユーザーによる作品投稿も可能にした。6月30日時点で公式コミック数は90作品、アプリのダウンロード数は300万を超えるという。

  • 「ReLIFE」の単行本のイメージ

 単行本化が決まった「ReLIFE」は、comicoのサービス開始時から連載されている青春コメディ漫画。社会で挫折を味わい、何をやっても裏目に出てしまう主人公・海崎新太(27歳)がリライフ研究所の夜明了と出会い、研究所の被験者として1年限定で高校生としての生活を送るという内容だ。同作は人気ランキングで1位の常連となっている。

 NHN PlayArtは、単行本化に先駆けて6月7日に「ReLIFE」単体のアプリ(iOS/Android)を公開したところ、初日からApp Storeの無料総合ランキングで1位を獲得。また公開から約1カ月で50万ダウンロードを超えたという。なお、TSUTAYA店頭で単行本を買うと、先着順で初回購入特典をプレゼントするとしている。

 同社はcomicoの海外展開も始めている。7月2日より台湾でサービスを開始し、8月には現地法人も設立する。2014年内に同国内で100万ダウンロードを目指すという。

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