Adobeは米国時間5月15日、同社サービスで約24時間にわたり障害が発生し、多くのユーザーがいくつかのサービスを利用できなくなっていたことについて、原因を説明した。Adobeが公開したブログ投稿によると、同障害がデーターベースのメンテナンス作業中に発生し、「Adobe ID」を使ったログインをユーザーに求めるサービスに影響を及ぼしたという。
今回の障害に関してAdobeは、14日午後には発生を認識しており、15日午後5:47には問題が解決してサービスが復旧されつつあることを明らかにし、同日午後6:06には全サービスが復旧したと述べていた。
Adobeはブログ投稿で、「最初に、そして、最も重要なこととして、今回の障害についてお詫びを申し上げたい。なぜなら、われわれは、当社サービスが皆さんにとってどれほど重要で、今回の影響を受けた皆さんにどれほど混乱を生じさせたかを認識しているからだ」と述べた。「われわれは、サービス復旧までの時間がいら立たしいものであったことを理解する一方で、できるだけ徹底的にやりたいと考えていた。われわれは、今回の障害の主原因を突き止めており、このようなことが二度と発生しないように標準を整えている」(Adobe)
さらにAdobeは16日、同ブログ投稿をアップデートし、今回の障害がセキュリティに関するものではなく、ユーザーに関する情報やコンテンツが失われたり流失したりしていないことを付け加えた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」