AMDは同社初のARMプロセッサで強い印象を与えようとしている。
そしてそれは成功するかもしれない。サーバ製品向けの「AMD Opteron A1100」シリーズは8個のプロセッサコアを統合でき、64ビットに対応した初のARMチップの1つとなる。
AMDは「Cortex-A57」と呼ばれるプロセッサ設計を採用している。これはARMによると「最高のパフォーマンスをもたらすプロセッサ」であるという。
AMDは米国時間1月28日の発表で、このチップと開発プラットフォームのサンプル出荷が2014年第1四半期中に開始されると述べた。
AMDは同プロセッサが64ビットであるという点を強調している。
同社は声明で「AMDは、コンパイラやシミュレータから、ハイパーバイザやOS、アプリケーションソフトウェアに至るまでの、ARMベースの設計に向けた(中略)64ビットソフトウェアのエコシステムを実現するために、業界をリードする企業との共同作業を行っている」と述べている。
またこれは、同社に成功をもたらしてきた、「x86」(Intel互換)アーキテクチャに特化した従来戦略の転換を意味している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」