Overstock.comが米国時間1月9日、決済手段としてBitcoinを受け入れる最初のオンライン小売業者になると発表したことで、BitcoinはEコマースのメインストリームという目標に一気に近づいた。
最高経営責任者(CEO)のPatrick M. Byrne氏は声明の中で、今回の動きを「歴史的」とまで表現し、「私は小さな政府を信じているので、Bitcoinに魅力を感じる。なぜなら、それはいかなる政府の官僚も意のままに生み出すことができない形態の通貨だからだ」と説明した。
しかし、それと同時に、同氏はBitcoinについて、既に世界で「最も広範に利用されている暗号通貨」と説明し、現在の状況を(少し)控えめに表現した。
ここ数カ月で、オープンソースのP2P決済システムに対する一般の人々の関心は急激に高まり、波が押し寄せるように登場した新しいモバイルアプリや専用ATMマシンから、そうした決済システムの合法性に対する世界中の政府からの疑問まで、ありとあらゆる現象が引き起こされた。
Overstock.comは決済の処理とBitcoinの米ドルへの換金に関して、Coinbase.comと提携している。Coinbase.comはBitcoinの売買プロセスを手がけるサンフランシスコの新興企業だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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