セブンバイツは1月9日、アニメグッズや同人誌などに特化したCtoC型マーケットプレイス「A2mato(アニマート)」を公開した。ウェブサイトとiOS向けアプリを用意する。iOS向けアプリはApp Storeより無料でダウンロードできる。
A2matoは、ユーザーが所有するアニメグッズやフィギュア、同人誌などを個人間で売買できるマーケットプレイス。自分の趣味に合う商品を出品するユーザーなどをフォローしたり、商品についてメッセージのやりとりをするといった機能を備える。
出品料は無料で、売買成約時に購入者と出品者ともに商品価格の5.25%の決済手数料がかかる。購入者に商品が届いた後に出品者に入金される仕組みを導入するほか、ユーザー登録時に年齢を入力させることで、商品の種類によって年齢制限をかけるなどして安全性を高めるという。また目視によるチェックで海賊版の商品が出品されないようにする。決済はクレジットカードのほか、コンビニや銀行ATMに対応する。
法人向けのアカウントも用意。現在は商品の一括出品機能とサポート対応をしているが、今後は解析機能やユーザーページのカスタマイズといった機能も提供する予定。
セブンバイツは、2012年に個人や中小企業向けのオンライン見積書・請求書発行サービス「Noroshi」をMakeLeapsに譲渡。その後は受託開発などをしつつ、East Venturesやアジア学生起業ファンド「I-SHIN」などから2900万円を調達。新事業を企画していた。
「『創作支援をしたい』という想いがサービス提供の動機。たとえばコミケのカタログなどは分厚くて、出店サークルの検索も難しい。将来的にはそういった人たちのためのポートフォリオになるようなサービスにしたい」(セブンバイツ代表取締役の澤田翔太氏)。今後はクリエイターがオリジナルの商品を提供する場としても利用して欲しいという。
今春をめどにAndroid向けにもアプリを提供する予定。また、デジタルコンテンツの売買にも対応するとしている。
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