Spotifyが新しいウェブサイトを公開した。アーティストなど音楽業界の専門家らに対し、同社ビジネスモデルの透明性を高めることが狙いである。それと同時に同社は、同社が支払う金額という興味深い詳細情報も発表した。
Spotifyによると、同社の新サイトは、データとビジネス分析に基づく同社の運営状態に関するさらなる洞察を提供するように設計されているという。その一環として、Spotifyは米国時間12月2日、2009年の開設以来、同社がロイヤリティーとして支払った金額が10億ドルにのぼることを明らかにした。2012年同時期の同社のロイヤリティー支払総額は5億ドルであったため、Spotifyは2013年だけで5億ドルのロイヤリティーを支払ったことになる。
Spotifyは同社の新しいウェブサイトにおいて、同社がアーティストに対して非常に寛大であることも示そうとしている。同社は、収益の70%近くをロイヤリティーとして支払うと主張し、「それが公正なアプローチであるとわれわれは考えている」と付け加えている。
Spotifyは今後、同社事業のさらなる詳細情報を音楽コミュニティーに共有する計画である。同サイトがどれだけの頻度で更新される予定なのかは明らかではないが、参加アーティストに対するSpotifyの運営方法とベストプラクティスに関する情報など、既にいくつかの話題が同サイト上に提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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