「Google Glass」、次回アップデートは過去最大規模か

Edward Moyer (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年09月30日 12時56分

 「Google Glass Explorer Edition」に対するアップデートが間近に迫っている。Google Glassのオーナーや愛好家は、過去最大規模と目されているこのアップデートに向けて心の準備をしておいてほしい。

 10月の初旬から中旬頃にリリースされると期待されている「XE10」アップデートでは、Geek.comの報道が正確なのであれば、サードパーティーアプリのサポートが実現されるはずだ。同報道によると、このアップデートでは「Glassware」と呼ばれるGlassアプリや、「OK Glass」と呼びかけることで表示されるメニューから起動できる音声コマンドのカスタマイズ、Glassのモーショントラッキングセンサへの開発者からのアクセスがサポートされるという。

 また同報道によると、開発者はGoogleとの秘密保持契約に署名することを求められるとともに、カリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogle本社で、Glasswareのリリースに向けてアプリ開発に取り組めるようになるという。

 現在のところ詳細ははっきりしていないものの、同アップデートにおけるGlasswareコンポーネントによって、Glassアプリのインストールと管理が大幅に簡単になると期待されている。これは、これまでGoogle Glassに欠けていた重要なコンポーネントであり、この追加はGoogle Glassが発展可能な商品となるための一助となるだろう。今回の報道によると、Google Glassはリリース以来、月次アップデートで著しく改良されており、バッテリ持続時間の延長、Bluetooth接続の強化、カメラ機能の向上などが行われている。

提供:Seth Rosenblatt/CNET
「Google I/O 2013」で度付きメガネに装着された「Google Glass」のプロトタイプを披露するGoogle GlassエンジニアのMark Shandy氏。同氏はXerox PARC(パロアルト研究所)の時代から長くテクノロジ業界に携わってきた経歴を持つ。
提供:Seth Rosenblatt/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]