パラレルス、iPadでデスクトップアプリが使える「Parallels Access for iPad」

 Parallelsは8月28日、iPadからMacとWindowsアプリケーションにリモートアクセスし、iPad上で利用できる「Parallels Access for iPad」の提供を開始した。

「Parallels Access for iPad」
「Parallels Access for iPad」

 iPad用に最適化されていないMacやWindows上のデスクトップアプリケーション上もiPadで操作できるようになる。iPadで使えるジェスチャーや操作がそのまま有効なのも特長のひとつだ。

 Parallels AccessはParallels Desktop for Macの担当部門が開発したアプリだ。別途PC側にエージェントプログラム「Parallels Access Agent」が必要になる。

 なお、Parallels Access for iPadは現在のところ英語版のみで、App Storeから無料でダウンロードできる。使い始めてから14日間は無料だが、その後は有料になる。日本語版および日本での価格は現時点では未定。米国ではアクセスするPC1台につき1年間79.99ドルかかるとしている。

Parallels Accessの主な特長は下記のとおり。

  • App Launcher
  • iPad用のアプリであるかのように、WindowsでもMacでも各デスクトップアプリケーションを起動できる
  • App Switcher
  • デスクトップ アプリケーション間を文字通りタップで切り替えられる
  • iPad native select and drag
  • MacやWindowsアプリケーション上で単語や画像を一本の指で選び、ドラッグして放すという本来のiPadでの操作ができる
  • iPad native copy and paste
  • デスクトップ上で選択、コピーしたものをiPadアプリケーション間でペーストできる。デスクトップからデスクトップへのコピー、ペーストも可能
  • SmartTap and magnifying glass
  • デスクトップ アプリケーション上でのタップが正確に動くため、タップミスで違うところを選んでしまうことがない
  • iPad native scroll for desktop applications
  • iPadのスクロールがデスクトップ アプリケーションでそのまま使える
  • Desktop keyboard on iPad
  • WindowsでのAltキーやCommandキー含め、必要な時にキーボードを表示させられる
  • Full screen for desktop applications iPad上でスクリーンを最大化でき、Retinaディスプレイの能力を最大限使える
  • Unmatched access
  • 低帯域幅の接続でも動く

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