ウノウ創業者が新サービス--フリマアプリ「メルカリ」をAndroid向けに公開

岩本有平 (編集部)2013年07月02日 10時00分

 コウゾウは7月2日、スマートフォン向けフリーマーケットサービス「メルカリ」の提供を開始する。まずはAndroid版アプリを公開。iPhone版アプリについても、数週間以内に公開する予定だ。

 出品者はスマートフォンのカメラで商品を撮影して、説明や価格を添えて投稿するだけで出品が可能。

  • 「メルカリ」のイメージ

 出品された商品の購入希望者は、一度サービスの事務局に代金を支払う。そして商品到着後、出品者と購入希望者の双方が評価をしたあとで事務局から出品者に支払われる。購入はクレジットカードのほか、コンビニや銀行ATMで支払いが可能。

 現在リリースを記念したキャンペーンを実施しており、手数料は無料。ただし合計売上が1万円未満の場合、振込手数料210円が必要となる。

 最近ではFablicの「Fril」やWhyteboardの「LISTOR」、サイバーエージェントの「毎日フリマ」など、複数のフリーマーケットサービスが登場している。コウゾウでは、多くのオークションサービスやフリーマーケットサービスのユーザーにインタビューをし、使いやすさと安全性に徹底的にこだわったという。

 コウゾウはウノウ創業者で元ジンガジャパン ジェネラル・マネージャーである山田進太郎氏が2月に設立した新会社。

 ジンガジャパンを退職後、世界一周の旅にも出ていた山田氏。世界一周旅行での経験が直接メルカリの提供に影響があったわけではないとしながらも、「世界的に経済発展が進んでも、すべての人が欧米や日本のようにモノやリソースを使うことはできないだろう。CtoC(個人間取引)というのはインターネットを使ってそういった課題を解決できるものではないか」とサービス開発の経緯を説明する。

 今後は米国のほか、海外各国でのサービス展開も視野に入れているという。

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