次期「iPhone」液晶パネル、6月に量産開始か

Brooke Crothers (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年05月09日 08時37分

 国内の報道によると、次期「iPhone」の少なくとも1つの主要コンポーネントの製造が6月に開始する予定だという。

 主要な業界紙である日刊工業新聞は、シャープが三重県にある同社の亀山工場で、iPhoneの「次期」モデルのディスプレイ「パネル」量産を6月に開始する予定だと報じている

 シャープの亀山工場はこれまで稼働率の低い状態にあったが、次期iPhoneディスプレイの製造によって「フル生産」状態になる見込みだという。

 同紙は、次期iPhone(「iPhone 5S」と名付けられるとうわさされている)の液晶パネルの仕様は、現行モデルに「近い」としている。

 アナリストらが、Appleは第3四半期までにiPhoneの次期モデルをリリースする必要があると厳しく警告している一方、iPhone 5Sには遅れが生じる見込みだとうわさされている。

 今回の記事は、これが事実であることを示唆している可能性がある。

 シャープの他に、LG Displayとジャパンディスプレイがパネルを生産する予定だ。ジャパンディスプレイは、ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズの元ディスプレイ事業を統合した企業だ。今回の記事では、LG Displayとジャパンディスプレイの製造スケジュールについては触れられていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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