ソニー、「Xperia SP」と「Xperia L」を発表--Q2にリリースへ

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月19日 08時08分

 ソニーは英国時間3月18日、新しい「Xperia」スマートフォン2機種を発表した。5インチの「Xperia Z」や「Xperia ZL」では大きすぎて扱いにくいと考えているユーザーに適しているかもしれない。

 「Xperia SP」は、非常に高輝度な4.6インチ、720ピクセルの「HD Reality Display」を搭載している。ソニーのReality Displayは、「BRAVIA」テレビ製品ラインの技術を利用しており、同技術によって輝度と画像鮮鋭度が向上していると同社は述べている。また、「Mobile BRAVIA Engine 2」を搭載しており、同スマートフォンは表示している画像に応じて画面を自動的に調整する。

 4G LTEに対応するXperia SPは、近距離無線通信(NFC)にも対応しており、写真や動画をテレビに表示したり、ファイルを他の端末と共有したりできる。「高速キャプチャ」が可能な8メガピクセルのカメラは、夜間や強い逆光下であっても高品質な写真を撮影できるという。Xperia SPには、電話をかけてきた相手によって異なる色で通知することのできる通知ライトも装備されている。

 同スマートフォンの筐体はアルミニウム製で、カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色。

 「Xperia L」には、4.3インチの「FWVGA」ディスプレイが搭載されている。同ディスプレイはアスペクト比が16:9で、映画や動画を全画面表示した場合に両端が切り取られることがない。

 Xperia LにもXperia SPと同様に、ソニーの「Exmor RS」技術を採用した8メガピクセルの高速キャプチャカメラが装備されており、より高品質な写真が撮影可能である。NFCにも対応しているため、ユーザーは他の端末とワイヤレスでファイルを共有することができる。

 Xperia SPとXperia Lの両方に、1回のバッテリ充電でさらに長時間の使用を可能にする「スタミナ」モードが用意されている。

 ソニーモバイルコミュニケーションズのXperiaマーケティング担当ディレクターを務めるCalum MacDougall氏は声明で、「どちらの新機種にも、ソニーの実証されたイノベーションとエンジニアリング専門技術が採用されている。ミッドレンジのXperia SPで4G LTEを介したプレミアムなHD品質のエンターテインメントを楽しみたい場合でも、より手頃な価格のXperia Lであらゆる瞬間を完璧に細部まで捉えたい場合でも、それを享受することができる」と述べた。

 ソニーは新しいXperiaスマートフォンの発売に向けて準備中である。Xperia SPとXperia Lは2013年第2四半期に世界でリリースされる予定である。

提供:ソニー
Xperia SPとXperia L
提供:ソニー

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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