サムスン、「Tizen」搭載スマートフォンを8月にもリリース

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月16日 09時27分

 サムスンが新興OSの「Tizen」を搭載するスマートフォンを2013年8月または9月までにリリースする計画であると、Bloombergが報じた。

 Bloombergが、サムスンのモバイル事業マーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントである李英熙(イ・ヨンヒ)氏へのインタビューを引用して伝えたところでは、Tizenを搭載するスマートフォンは、サムスンの主力3製品の1つとなる予定だという。このほかの主力製品は、新たに公開された「GALAXY S IV」と、新バージョンの「GALAXY Note」である。

 2月に開催されたMobile World Congressでサムスンは米CNETに対し、リリース時期は7月から8月と言及していたが、今回明らかになったリリース時期は、それよりも若干遅れている。

 あるサムスンの関係者は、米CNETに対し、8月から9月のリリースを目標としていることを認めた。

 オープンソースOSのTizenは、複数の携帯電話機ベンダーおよびワイヤレス通信事業者から支持を受けており、サムスンおよびIntelの指導の下で開発が行われている。同プラットフォームは、Nokiaの既に開発の終了したOS「MeeGo」や、LiMo Foundationプラットフォームといった、さまざまなソースを取り入れている。

テスト用のサムスン製スマートフォンで動作するOS「Tizen」。
テスト用のサムスン製スマートフォンで動作するOS「Tizen」。
提供:Luke Westaway/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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