グーグル、「春の大掃除」最新ラウンドを発表--「Snapseed Desktop」などを終了へ

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月14日 12時20分

 Googleは米国時間3月13日、「春の大掃除」の最新ラウンドとして、「Google Reader」を含む廃止予定のサービスや機能を複数発表した。

 Googleは、RSSリーダのGoogle Readerを7月1日に終了することを明らかにしている。ユーザーや開発者は、終了までに3カ月余りの猶予が与えられているため、代替RSSリーダで使うためのデータを「Google Takeout」を使ってエクスポートできる。Googleは13日、今回の決定について、2005年に開始したGoogle Readerの利用減少に基づいていることを同社ブログへの投稿で述べた。

 Googleは、Google Reader以外にも複数のサービスや機能を終了することを明らかにしており、同社が2011年に「春の大掃除」を開始して以来、廃止される数は計70件になる。Googleは今回の廃止の要因として、モバイル機器への大胆な転換を挙げている。

 同社は13日、写真編集ソフト「Snapseed Desktop」の「Mac」版と「Windows」版の販売とアップデートをただちに終了すると述べた。ただし、関連するモバイルアプリの「iOS」版と「Android」版については無償で提供を続ける。来週には「Google Voice App for Blackberry」のサポートを終了し、同アプリを使い続けたいBlackBerryユーザーに対して「HTML5」アプリに移行するよう勧めている。

 開発者向けのものに関しては、「Search API for Shopping」「GUI Builder」および5つの「UiApp」ウィジェットと、「CalDAV API」を廃止する。CalDAV APIについては、一部の許可した開発者にのみ提供を続ける。これらのツールは9月16日に廃止される。

 このほか13日に廃止が発表されたものには、「Google Building Maker」(「Google Earth」や「Google Maps」の3D建造物モデルを作成するためのツール)、そして、「Google Cloud Connect」プラグイン(「Microsoft Office」のファイルをWindows PCから「Google Drive」に自動的に保存するツール)がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]