「Google+」、プロフィール画面を刷新--カバー写真の拡大や口コミ投稿のまとめ表示も

Casey Newton (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2013年03月07日 12時57分

 Googleは同社のソーシャルネットワークサービス「Google+」のデザインの改良を続けているが、今回はユーザープロフィールの表示方法などが変更された。

 Googleは、Facebookが「News Feed」の変更をお披露目するイベントを行う前日の米国時間3月6日、新しいプロフィール画面を披露した。これは主に3つの改良点からなる。

提供:Google
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  • カバー写真のサイズは、最大で横が2120ピクセル、縦が1192ピクセルと大きくなり、表示部分の縦横比が16対9になった。縦幅はこれまでの約2倍に広がっている(「こんなふうに、より多くの画像をカバー写真として使用できるようになり、選んだ写真を披露するスペースが増えた」と、Googleは今回の変更を説明したGoogle+の投稿の中で述べている)。
  • 提供:Google
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    YouTubeのGoogle+プロフィール。カバー写真が大きくなった。
  • デザインが新しくなった「基本情報」(About)タブでは、ユーザーの情報が「Google Now」のようにカード状に整理された形で表示される。「自己紹介」(Story)カードにはユーザーの基本情報が表示され、「住んだことのある地域」(Places)カードにはこれまで住んだ経験のある場所が表示される。どのカードをどのサークルのユーザーに表示させるかを細かく設定することも可能だ。

  • 提供:Google+
    新しくなった「基本情報」(About)タブ。
  • 新しい「クチコミ」(Reviews)タブには、ユーザーがこれまでに投稿したお店などの場所に関する口コミ情報がまとめて表示される。この機能に興味がなければ、Google+の設定でこのタブを隠すことも可能だ。
提供:Google
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新しい「クチコミ」(Reviews)タブ。

 今回の変更は、どれもそれ自体でGoogle+へのトラフィックを新たに大きく増やすようなものではないが、Google+プロジェクトの第2段階に向けたGoogleの方向性を示す意味合いがある。Googleは当初、Google+を同社の提供するすべてのサービスでユーザーを識別するためのプラットフォームとして利用してきた。そして今では、同社はGoogle+をユーザーが友人や関心のある話題とつながるために赴く目的地に変えることに注力できるようになった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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