アップル、日本向けに電子書籍の販売を開始--iOSアプリ「iBooks」で

 アップルは3月5日、iOS用電子書籍リーダー「iBooks」のStore内で、日本向けの書籍を販売開始した。iBooksはApp Storeから無料でダウンロードできる。

iBooksを開いて右上の「Store」を押すとラインアップが見られる
iBooksを開いて右上の「Store」を押すとラインアップが見られる

 アップルは同日、iBooksバージョン3.1を公開しており、「日本のiBookstoreでもブックの販売を開始しました。フィクション、マンガ、ライトノベルなど、さまざまなジャンルから豊富なラインアップを取りそろえています」と説明している。

 電子書籍は「ONE PIECE」や「ジョジョの奇妙な冒険」といったコミックほか、夏目漱石、宮澤賢治などの日本文学、総合情報サイト「All About」に掲載された記事をテーマごとにまとめた電子書籍などが確認できる。

 販売元は、角川グループが運営する電子書籍サービスBOOK WALKER、講談社、集英社、幻冬舎、PHP研究所、光文社、朝日新聞出版など多岐にわたっている。価格は、現在見られる「ランキング」から確認できた範囲では250円(All About編集部 著)から2000円(スティーブ・ジョブズ I/II)となっている。

◇続報
アップルの電子書籍「iBookstore」詳細--質を重視した日本でのこだわり方

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