グーグル、ニューヨーク市最大の無料Wi-Fi網を提供

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年01月09日 07時48分

 Googleは米国時間1月8日、ニューヨーク市のチェルシー地区に無料公衆Wi-Fi網を提供することを発表した。

 Googleの最高技術責任者(CTO)を務めるBen Fried氏とCharles Schumer上院議員(ニューヨーク州選出、民主党)が8日に発表したこの無料公衆サービスは、同市全域において最大規模のWi-Fiネットワークである。

 ガンスヴォート通りと19丁目の間、そして、8番街からウェストサイドハイウェイまでの間に相当するチェルシー地区周辺(Chelsea Triangle、14th Street Park、Gansevoort Plazaを含む)に足を踏み入れれば、Googleが提供するWi-Fi接続に無料でアクセスすることができる。

 検索大手のGoogleは何カ月間にもわたって、ニューヨーク市において居住者に無料Wi-Fiを提供するという取り組みを推進してきた。例えば2012年6月には、ニューヨーク市全域にわたる20カ所を超えるホットスポットでの無料Wi-Fi提供に向けて「Google Offers」が出資することを発表した。MTA地下鉄の6つの駅においても無料ワイヤレス接続が提供された。またGoogleは、カンザス州カンザスシティにおけるファイバーインターネットサービスも提供している。

 Schumer上院議員は、今回のWi-Fi提供がニューヨーク市におけるハイテク企業誘致を促進し、ニューヨークの「Silicon Alley」(シリコンアレー)に恩恵をもたらす可能性があると考えている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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